血圧数値の分類 −福辻式で高血圧を自力改善−
収縮期血圧が140mmHg以上、拡張 期血圧が90mmHg以上は高血圧と診断されます。しかし、それ以下であっても決して安心はできません。高血圧は日本人の成人に最も多い病気です。常に血圧値に注意するようにしましょう。
日本人の4人に1人が高血圧
現在、日本で高血圧の人は約3500万人もいると言われています。国民の4人にl人が高血圧とされ、成人に多い病気の代表格と言えます。
日本高血圧学会が作成した2004年のガイドラインでは、正常な血圧値は収縮期血圧が130mmHg未満、拡張期血圧が85mmHg未満です。さらに正常血圧の範囲の中でも収縮期血圧120mmHg未満
かつ拡張期血圧85mmHg未満を、心臓や血管に最も負担のない理想的な血圧という意味で「至適血圧」として設定しています。
また、正常範問であっても、やや高めの場合は「正常高値血圧 」となります。 これは、今は高血圧ではないけれど今後高血圧 になる可能性があるという意味で、高血圧の予防が必要という警告の数値と考えてください。
高血圧の程度は細かく分類
高血圧と診断されるのは、収縮期血圧が140mmHg以上、拡張期血圧が90mmHg以上です。高血圧は程度によって対応が異なるため、数値ごとに細かく分類され、「軽症」、「中等症」、「重症」の 3段階に分けられます。なお、収縮期血圧と拡張期血正が異なる分類に入る場合は、高 い方の分類に組み入れられます。
また、それ以外にも「収縮期高血圧」という分類もあります。これは、高齢になるに従い、動脈の弾力がなくな って収縮期血圧だけが高くなるタイプの高血圧です。
高血圧のガイドラインの分鎖は、あくまでも脳梗塞や心筋梗塞を起こす危険度の目安にすぎません。正常血圧なら絶対病気にならない、と線引きをしているわけではな いので、血圧値には常に注意するようにしてください。
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