血圧測定の基本 −福辻式で高血圧を自力改善−
血圧は1日の中だけでなく、季節や気温によっても変わります。できれば家庭用血圧計を使用して、毎日測る習慣をつけましょう。上手に使えば高血の予防はもちろん治療にも役立ちます。
血圧は同じ条件で測定
血圧は変動しやすいので、1カ月に1度医療機関で測ってもらうだけでは、状態を十分に把握できません。また、実際には高血圧ではないのに、病院では血圧が高くなる「白衣性高血圧」 が起 こることもあります。病院で測るときは、同じ条件で日にちを変えて数回測ることが大切です。また、家庭で血圧を測り、血圧の変化をつかむ習慣をつけることが重要視されています。
家庭で簡単に血圧を測定できる機器が増え、日本高血圧学会でも、家庭で測る血圧値を高血圧の重要な指標として位置付けています。日ごろから家庭で血圧を測定すれば、自分の血圧のレベルや変化を把握でき、血圧のコントロールにも大変役立ちます。
朝夕の血圧を記録する
家庭用血圧計にはさまざまなタイプのものがありますが、上腕にカフを巻きつけて測定するタイプが、誤差が少なくお勧めです。
測定は毎日同じ条件で長期間続けるが基本す。朝夕2回測り、きちんと記録を残すようにしましょう。器機によっては睡眠中の血正も測れるタイプもあります。血圧は1 日何回測っても構 いませんが、測定するたびに記録をしておくと、 血圧値の変化があったときに医師に提示 することで、正しい診断につなげることができます。
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- 血圧の役割 −福辻式で高血圧を自力改善−
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