高血圧は「福辻式」で薬に頼らず自分で治す

高血圧は「福辻式」で薬に頼らず自力で治す

メタボリックシンドロームが高める動脈硬化のリスク

 

動脈硬化が原因となって起こる病気で亡くなる人はがんに次いで多く、世界的に動脈硬化の予防が大きな課題となっています。1980年代末頃から、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病を複数持っていると、一つひとつの病気の程度がそれほどではなくても、動脈硬化が起きやすいとされるようになりました。

 

「死の四重奏」というのは、この高血圧、高脂血症、糖尿病の3つの生活習慣病に内臓型肥満が加わった状態のことです。動脈硬化から心筋梗塞や脳梗塞など、命にかかわるような病気を起こす危険性が急激に高くなることから名付けられました。

 

そのようななかで、この複数の生活習慣病を持つ状態を「メタボリツクシンドローム」と称して世界的に統一しようという動きが高まりました。日本でも、日本動脈硬化学会など8つの学会によって診断基準が検討され、2005年4月に発表されました。

 

まず「内臓脂肪の蓄積」として、ウエストの周径を「男性的85cm以上、女性9cm以上としたうえで、さらに「高脂血 」「高血圧」「高血糖」のうち、2つ以上が該当する場合をメタボリツクシンドロームと診断する、としています。

 

「高脂血」の中性脂肪値とHDLコレステロール値は高脂血症の診断基準とされる数値で、「高血糖」 の血糖値は糖尿病の診断基準とされる数値です。 そして、「シンドローム(症候群)」と名前がついていますが、内臓脂肪型肥満が最も高いリスクを持っているということになります。

 

思い当たる人は、ウエストの周径を測ってみましょう。ウエスト位置は 「おへそ」の位置です。おなかの脂肪が多く、おへその位置が垂れてしまっている場合は、肋骨の一番下と骨盤の出っ張っているところの中間の位置を測ります。

 

ただ、メタボリツクシンドロームに該当しなければ、動脈硬化の危険がないということではありません。高血圧だけでも動脈硬化の危険因子です。程度の違いはあっても、やはり動脈硬化の危険があります。危険因子の数にかかわらず、生活習慣を改善して、その一つひとつの数値を下げていく努力が求められるでしょう。

 

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